電話占いは、自宅などから気軽にプロの占い師の鑑定を受けられる便利なサービスです。
しかし一方で、「電話占いで騙されました」という声を聞くこともあります。
騙されたとは一体どのような状況なのでしょうか。
騙されないための対策はあるのでしょうか。
この記事では、電話占いでの詐欺被害の事例と、万が一詐欺にあった場合の対処法、そして、詐欺被害にあわないための対策などを詳しく解説します。
詐欺から身を守る正しい知識を身につけ、電話占いを安全に楽しむための参考にしてください。
電話占いで騙された!国民生活センターに寄せられた被害事例
電話占いで騙されたという人は少なくありません。
実際に独立行政法人国民生活センターには、電話占いに関連するさまざまなトラブルの相談が寄せられています。
無料と思って利用した電話占いが有料だったケースや、通話時間が引き延ばされ多額の利用料金につながるケースなど、利用者が困惑し損失を被る事例が報告されています。
この章では、具体的な被害事例の一例を紹介しますので、電話占いで騙されないための知識を深めていきましょう。
被害事例1:無料鑑定のつもりが120万円の支払いに
占いサイトの広告にひかれ、無料で鑑定してもらえると信じて登録した60代の女性の事例です。
無料で鑑定してもらえるというサイトに登録したところ、占い師から「あなたには強い守護霊がいる」と言われ、信用してしまった。
「今やめたら幸せは来ない」という言葉に誘導され、その後も有料のポイントを使ってやりとりを続け、気が付いたら約120万円も支払っていた。
〔出典〕国民生活センター:やめられない!? 占いサイトに気を付けて,2021年5月11日付.
太字及び下線部は編集部注.
被害事例2:引き延ばされて利用料金が250万円に
無料占いサイトから有料占いサイトに誘導され、出会った占い師に騙された女性の事例です。
スマートフォンに「無料で占うので安心してください」というメールが届き、軽い気持ちで占いサイトに登録した。
無料だったのは最初だけで、途中からポイントを購入しなければならなくなった。
占い師は「あなたを絶対幸せにしたい」「もう少しで終盤が見えてきます」といった言葉で鑑定時間を引き延ばし、約250万円もの高額な鑑定料を請求してきた。
この女性は、占い師に相談していた時期に持病が良くなったことから、その占い師を信用してしまったとのこと。
〔出典〕国民生活センター:占いサイト 引き延ばされて利用料金が高額に,2017年4月4日付.
太字及び下線部は編集部注.
被害事例3:電話占いで相談者をおびえさせ祈とう料などを払わせた商法
不倫問題に悩んでいた被害者が電話占い師に相談したところ、占い師から「祟りがある」と不安を煽られ、45万円以上もの高額な祈祷料を払わされた事例です。
占い師は3万円の実費を負担して、善光寺というお寺へ護摩祈願を申し込んでいたとのこと。
しかし、占い師が祈祷を行っていないことや、実費を大幅に超える祈祷料を請求した点などから、この行為は明らかに詐欺である。
結果的に訴訟となり、裁判所はこの占い師に対し、総額70万円の損害賠償額の支払いを命じました。
〔出典〕国民生活センター:電話占いで相談者をおびえさせ、祈とう料などを払わせた商法を不法行為だとした事例.国民生活43:35-37,2016.
太字及び下線部は編集部注.
電話占いで騙されない!詐欺サイトの特徴
多くの電話占いサイトは健全に運営され、利用者の鑑定や相談に誠心誠意で対応してくれます。
しかし、残念ながら、利用者を騙すための悪質な手法を使用する電話占いサイトも存在します。
これら詐欺サイトは一見すると健全なサイトと変わりなく見えますが、いくつかの特徴を押さえておけば、詐欺サイトを見分けることができるようになるでしょう。
特定商取引法に基づく表記がない
詐欺サイトの疑いがあるサイトの特徴として最初に挙げられるのが、特定商取引法に基づく表記がないケースです。
特定商取引法は、消費者を守るための法律であり、その中には適正な商取引を行うためのルールが定められています。そのルールのひとつが、販売業者の事業者名や連絡先、商品の価格などを明示することです。
これらを明示しないのは、詐欺を働くなど、問題が起きたときに逃げるための手段かもしれません。
販売業者(運営者)の情報がわからなければ、利用者個人で問題の責任を追及することは難しいと言えるでしょう。
そもそも、特定商取引法に基づく表記がないということは、その電話占いサイトが法令を遵守する意識が低いことを示しています。
適切な運営を行うためには、法令を理解し、それに従って事業を展開することが必要です。
その意識が欠けているような電話占いサイトは、詐欺の疑いがあろうがなかろうが利用すべきではありません。
占い師の顔写真が公開されていない
次に、詐欺サイトの特徴として占い師の顔写真やプロフィールが公開されていないことが挙げられます。
健全な電話占いサイトでは、占い師のプロフィールと共に、その顔写真が掲載されていることが一般的です。
それにより、利用者は占い師の人柄や占術についてある程度理解することができます。
しかし、詐欺サイトでは、顔写真を始めとした情報が掲載されていないことがあります。
占い師の顔写真やプロフィールが公開されていない場合、その占い師が実在するのか、適切な能力を持っているのか、あるいはアルバイトが占い師の振りをしているだけなのかなど疑わしいところです。
占い師が持つスキルや経験、資格などの情報が偽造されていたり、あるいは存在すらしない占い師を名乗っていたりする可能性もあります。
そのため、顔写真を含め、占い師の具体的な情報が掲載されていない電話占いサイトには十分に注意する必要があります。
クレジットカード決済が導入されていない
詐欺サイトの特徴としてクレジットカード決済が導入されていないこともあります。
信頼性の高い電話占いサイトでは、多くの場合、クレジットカード決済が可能です。
なぜなら、クレジットカード会社は運営者(事業者)の信用を厳格に審査し、不適切な事業者にはサービスを提供しないためです。
信用審査は、事業者の信頼性や経営状況を厳しくチェックするもので、これを通過できない事業者は、不適切な経営を行っている、または消費者に対して不利益をもたらす可能性があるとみなされます。
また、クレジットカード決済が導入されていない場合、サービスが満足できなかった際の返金手続きが困難になる可能性があります。
クレジットカード決済では、不適切な取引があった場合、カード会社を通じて返金を要求することもできますが、これがない場合、返金を求めるのは難しくなるでしょう。
鑑定料金の説明がわかりにくい
鑑定料金の説明が不明瞭であることも詐欺サイトの特徴として挙げられます。
電話占いサイトには、利用者に対して料金を明確に説明する義務があります。
しかし、詐欺的なサイトでは、細かな文字で記載されたり、わざとわかりにくい場所に記載されていたり、最悪の場合、全く記載されていない場合もあります。
このような場合、利用者が意図しない形で高額な料金を支払うリスクが高いと言えるでしょう。
例えば「基本料金」と「追加料金」を紛らわしく説明していたり、高額な特別料金が発生する可能性を隠していたりすることがあります。
同様に、利用者がサービスをキャンセルしたり、会員登録を解除したりする際に、高額なキャンセル料や退会料が発生することもあります。
これらの料金は、利用者がサービスを利用する前に明示するべきですが、詐欺サイトでは、利用者がサービスを利用した後に説明することがあります。
初回無料特典が豪華すぎる
詐欺的な電話占いサイトでは、初回無料特典が豪華すぎるというケースもあります。
信頼性のある電話占いサイトでも初回無料やお試し割引を提供していることはありますが、詐欺的なサイトでは、それが過度に豪華であったり、実際の提供内容と異なる場合があります。
例えば、「初回10分間無料」や「初回鑑定料3,000円割引」などは一般的な初回特典ですが、「初回2時間無料」のような初回特典があったとすれば疑うべきです。
また、「初回無料」と案内しておきながら、無料鑑定が一部の占い師に限られていることを説明しないなど、実際のサービスと広告内容が一致しない場合もあります。
一般的には、初回特典の利用にはある程度の制限があります。
例えば、1人あたりの利用回数や利用時間などで、これらの制限がない、あるいは、著しく緩い場合には注意すべきでしょう。
電話占いで詐欺被害にあったときの対処法
万が一、電話占いで詐欺被害にあってしまったときには、一体何をすればよいのでしょうか。
パニックに陥ってしまうかもしれませんが、冷静に対処することが求められます。
大切なのは、自分が被害者であるという自覚を持ち、適切な行動をとることです。
以下に、詐欺被害にあったときの具体的な対処法をご紹介します。
電話占いサイトを退会する前に証拠を保存する
まず最初に行うべきことは、証拠を保存することです。
あなたが被害を受けたという事実を証明するためには、具体的な証拠が必要です。
具体的な証拠とは、鑑定の内容や料金の明細、違法な勧誘を受けたメッセージやメール、契約内容などの情報です。
- 鑑定内容や料金の明細
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どの占い師からどのような鑑定を受け、どのくらいの料金が発生したのか、詳細な明細を保存しておきましょう。被害の具体的な内容を明らかにすることができます。
なお、鑑定内容や料金の記録は、詐欺被害への対策といった目的だけでなく、自分の占い歴を振り返る意味でも有効です。 - 違法な勧誘を受けたメッセージやメール
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違法な勧誘を受けたメッセージやメールも、電話占いサイトの違法な行為を証明する大切な証拠となります。
保存する際は、日付や時間、発信者の情報も一緒に記録しておきましょう。 - 契約内容
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電話占いサイトに記載されている利用規約やプライバシーポリシーなどの契約内容も重要な証拠です。電話占いサイトが契約を守っていないことを証明できます。
利用規約などは改訂されることがあるため、変更前後の内容を比較するためにも、常に最新の内容を確認し、保存しておくことが重要です。
消費者生活センターに相談する
消費者生活センターは、消費者が安全で快適な生活を送ることができるように、さまざまな相談や情報提供を行っています。
また、具体的な対処法を教えてくれるだけでなく、必要に応じて関連機関への連絡や、消費者に代わって事業者に対する交渉も行ってくれる場合もあります。
もちろん、電話占いに関するトラブルも相談対象のひとつです。
なお、「消費者生活センター」と名前がよく似た機関に「国民生活センター」がありますが、その成り立ちや役割は異なります。
結論から言ってしまえば、消費者(あなた)の相談窓口は消費者センターとなります。
国民生活センター | 消費者、事業者、行政をつなぐ中核機関 訪問や文書による相談はできない 電話による相談はできる ※消費者生活センターが開所している日や時間においては最寄りのセンターを案内される 運営者は独立行政法人で拠点数は全国2か所 |
消費者生活センター | 消費者の相談窓口 訪問や文書による相談ができる 電話による相談もできる 運営者は各地自体で全国の拠点数は854カ所 ※2021年4月1日時点 |
消費者生活センターへの相談方法
消費者生活センターへの相談は、電話で行うことができます。
まずは消費者庁が設置している「消費者ホットライン」(188)に電話しましょう。
最寄りの消費生活センターなどに電話を転送してくれるほか、適切な相談先・駆け込み方法を案内してくれます。
消費者ホットライン(消費者庁)
TEL:188(市外局番等不要)
※ 年末年始を除いて、原則毎日利用可能です。
相談の際には、具体的なトラブルの内容と、それに至った経緯を詳しく説明しましょう。
証拠となる資料を手元に準備しておくと相談がスムーズです。
※相談の際には、氏名、住所、電話番号、性別、年齢、職業を伝える必要があります。
なお、消費者ホットライン(188)を経由して、最寄りの消費者生活センターなどの相談窓口に転送された場合、ナビダイヤル通話料が発生します。
一方、各消費者センターは、相談用の一般電話番号も公開しています。
たとえば「かけ放題」など固定電話への通話料が無料の料金プランを契約している人は、消費者センターに直接電話した方が通話料を節約できる場合があります。
相談内容の範囲
消費者生活センターでは、電話占いに関するトラブルはもちろん、クーリングオフの方法や、契約解除の方法、不適切な勧誘に対する対処法など、様々な相談に応じてくれます。
詐欺被害を受けた場合だけでなく、何かしらのトラブルを感じたら、早めに相談することをおすすめします。
全国のセンターとの連携
全国の消費生活センターは密に連携し、各地域の情報や事例を共有しています。
そのため、必ずしも電話占いサイトの運営会社が所在する地域の消費者生活センターに相談しなければならないものではありません。お住まいの地域のセンターで相談して問題ありません。
消費者教育の推進
消費者生活センターや国民生活センターは、消費者教育も積極的に推進しています。
相談することで、電話占い詐欺などの被害を防ぐための知識や、適切な消費行動について学ぶこともできます。
このような教育を受けることで、電話占いのトラブルの再発を防げるでしょう。
また、自身が被害にあった経験をもとに、他の消費者への啓発活動に参加することも可能です。
警察に相談する
警察にも詐欺被害の相談が可能です。
特に、相手が特定できず国民生活センターだけでは解決が難しい場合や、重大な詐欺被害が発生した場合には、警察に相談するとよいでしょう。
警察は専門の詐欺対策部署を設置していることが多く、事案によっては捜査を開始し、被害の解決を試みてくれます。
警察への相談方法
警察への相談は、最寄りの警察署や、警察署が設置している電話相談窓口を利用して行います。
初回の相談では、被害の概要、詐欺手口、相手方の特定情報などを詳細に伝えることが求められます。
証拠となる文書や記録を用意しておくと、事案の説明がスムーズでしょう。
詐欺被害の捜査と解決
警察は、詐欺被害の情報を基に捜査を行います。
捜査の結果、詐欺犯罪が確認された場合には、犯人の特定や逮捕、被害の回復を目指します。
しかし、仮に捜査を行ってもらえたとしても、捜査には時間がかかることもあるため、すぐに結果が出るとは限らないことに留意してください。
被害者支援の推進
警察は被害者支援も重視しており、被害者の心のケアや生活支援、犯罪被害者給付金制度などについての情報提供も行っています。
被害者本人だけでなく、家族や親しい人からの相談も受け付けているため、まずは各都道府県警察の被害相談窓口に連絡してみるとよいでしょう。
法テラスや弁護士に相談する
電話占いの詐欺被害にあった場合、法テラスや弁護士への相談も視野に入れるとよいでしょう。
特に、法的な手続きや証拠の収集が必要な場合、専門家の意見やサポートは必要不可欠です。
法テラスへの相談方法
詐欺事件は複雑で、被害者自身が独力で解決するには限界がある場合もあります。
このような場合、まずは無料で弁護士に相談するという選択肢もあります。
裁判を起こす
大きな詐欺被害にあった場合、裁判を起こすという選択肢もあります。
しかし、裁判は時間と費用がかかりますし、当然、被害者自身が独力で行えるものでもありません。
また、勝訴しても被害の全額を回収できるとは限りません。
訴訟するかどうかは弁護士とよく相談した上で決定するべきです。
電話占いで詐欺被害にあわないための心構え
電話占いで詐欺被害にあわないために、自己防衛の意識を強く持ちましょう。
詐欺被害にあわないための対策としては、例えば「評判の良い電話占いサービスを選ぶ」「初めての電話占いは無料鑑定を利用する」などがありますが、それだけでは十分な対策にはなりません。
一番大切なのは、自分自身が情報をしっかりと見極めることです。
この章では、見極めるべき情報、つまり、あなたが持つべき心構えを解説します。
大手・運営歴が長い電話占いサービスを利用する
大手・運営歴が長い電話占いサービスを選びましょう。
実際に多くのユーザーが利用してきた電話占いサイトは、信頼性が高いと言ってもよいでしょう。
また、占い師の実力やサービスの品質も一定以上と期待できます。
ただし、運営歴が長いだけで、開店休業状態の電話占いサイトも存在します。
この記事の「電話占いで騙されない!詐欺サイトの特徴」で紹介した下記の特徴が見られる場合は、利用を控えた方が無難でしょう。
- 特定商取引法に基づく表記がない
- 占い師の顔写真が公開されていない
- クレジットカード決済が導入されていない
- 鑑定料金の説明がわかりにくい
- 初回無料特典が豪華すぎる
プライバシーマークのある電話占いサイトを利用する
電話占いに限らず、インターネット上に存在するサイトの中には、利用者の個人情報を不適切に取り扱うものもあります。
例えば、個人情報を第三者に提供したり、マーケティングのために不適切に利用したりするケースがあります。
これらは利用者のプライバシーを侵害する行為であり、詐欺とも言える行為です。
このような被害を回避する方法は、できるかぎり、プライバシーマークが表示されている電話占いサイトを利用することです。
プライバシーマークは、個人情報の適切な管理・運用を行っている企業に付与されるマークです。
つまり、プライバシーマークが表示されているサービス・サイト・企業は、個人情報の取り扱いに十分な配慮があることを示しています。
なお、プライバシーマークは申請制のため、「個人情報の取り扱いに配慮しているが、マークの申請をしていないだけ」という電話占いサイト(運営企業)もあるでしょう。
しかし、プライバシーマークを申請し、認定を受けている企業は、利用者の信頼を得るために必要な努力をしているとも言え、この点は高く評価できるポイントでしょう。
不要なデポジット(先払い)はしない
電話占いで詐欺被害にあわないためには、不要なデポジット(先払い)はしないことも重要な心構えです。
一部の電話占いサイトでは、鑑定前に不要な(必要以上に高額な)先払いを求められることがあります。
例えば、ある電話占いサイトが「5万円分の先払いで、2万円分のポイントプレゼント」といった特典を提供しているとします。
しかし、5万円を先払いしてしまうと、所属占い師の中に相性のよい人がいないとわかった以降も、残金は返金されない(その電話占いサイトで使い切るしかない)場合がほとんどです。
不要な先払い制度は、利用者の資金コントロールを難しくしてしまいます。
こうしたリスクを避けるためには、鑑定料金を後払いできるサービスを利用するか、少額の先払いに留めることがおすすめです。
電話占いに依存しない
「電話占いに依存しない」という意識を持つことも、電話占いで詐欺被害にあわないための大切な心構えです。
電話占いは手軽にアクセスでき、気軽に相談できる手段として便利ですが、それが原因で依存してしまう人も少なくありません。
占いの結果に一喜一憂し、自分の判断を占い師に委ねるようになると、それは悪徳業者にとって理想的な状況です。
引き伸ばしや不必要な追加料金の要求、さらには個人情報を不適切に利用するなど、様々な手口によって被害が増えてしまうリスクがあります。
電話占いを利用する際は、自分の人生は自分で決めるという原則を忘れないようにしましょう。
家族や友人など周囲の人の意見に耳を傾ける
電話占いで詐欺被害にあわないためには、ときには、家族や友人など周囲の人の意見に耳を傾けることも必要でしょう。
周囲の人たちからは、自分では気付かない視点や意見を得ることができます。
これは、鑑定結果の解釈だけでなく、電話占いサイト選びにおいても有効です。
例えば、あなたがある電話占いサイトを利用しようと考えているとき、そのサイトのことを家族や友人に話せば、彼らがそのサイトの評判や信頼性について知っている可能性もあります。
また、家族や友人など第三者の視点から見た時に、異常に高額な鑑定料金や怪しい営業手法を指摘してもらえることもあります。
さらに、鑑定結果についても家族や友人と共有することで、客観的な意見をもらうことができます。
自分だけでは気づかない問題点や矛盾点を指摘してもらえるかもしれません。
電話占いで騙されたくない人からよくある質問
電話占いで騙されたくない人によくある質問とその答えを紹介します。
これらの情報を通じて安全に電話占いを利用し、心の安らぎを見つける一助となれば幸いです。
電話占いで騙される可能性があるサイトの特徴は何ですか?
電話占いで騙される可能性があるサイトにはいくつかの共通の特徴があります。
例えば、特定商取引法に基づく表記がないサイトは詐欺の可能性が高いです。
また、占い師の顔写真が公開されていない、鑑定料金の説明がわかりにくい、初回無料特典が豪華すぎる、といった点も警戒すべきサインとなります。
詳しくは、この記事の「電話占いで騙されない!詐欺サイトの特徴」で解説しています。
電話占いで騙された気がします。どのように対処すればいいですか?
電話占いで騙されたと思われる場合、まずは冷静になり、状況を確認しましょう。
具体的な対応としては、まずは騙されたと思われる電話占いサイトや占い師の情報、支払った料金などの証拠を保存してください。
その上で、消費者生活センターや警察などの公的機関に相談しましょう。
特に金銭的な損害がある場合は、法テラスや弁護士に相談することも有効です。
詳しくは、この記事の「電話占いで詐欺被害にあったときの対処法」で解説しています。
電話占いで騙されないための心構えは何ですか?
電話占いで騙されないための心構えとしては、まずは自己防衛の意識を強く持つことです。
具体的には、大手・運営歴が長い電話占いサイトを利用する、不要なデポジット(先払い)はしない、などの対策があります。
詳しくは、この記事の「電話占いで詐欺被害にあわないための心構え」で詳しく解説していますが、自分自身で情報を見極める力やコツを学びましょう。
この記事のまとめ
電話占いは便利なツールであり、悩みを共有し、人生の道しるべとすることができます。
しかし、あなたの悩みや気持ちを逆手にとる悪徳な詐欺業者も存在します。
それらの被害にあわないためには、まず自分自身を守るための知識を持つことが重要です。
この記事では、電話占いの詐欺被害の具体的な事例をご紹介し、それを避けるための対策や心構えを説明しました。
特に、電話占いサイトの選び方については、具体的なチェックポイントを紹介しました。
大手運営のサイトやプライバシーマークのあるサイトを選ぶ、料金やサービス内容についてしっかりと理解し不要な先払いはしない、何より、電話占いに1人で依存せず、ときには周囲の人の意見を聞いてみることも重要です。
大切なのは、どのように自己防衛するかです。
騙されることなく上手に活用して、より良い電話占い体験を手に入れましょう。